皆さんが学校の先生・保護者の方と話し合いながら応募先企業を決定した際には、2種類の書類を応募企業宛に提出しなければなりません。
1つが「調査書」、2つめがこれから説明する「履歴書」です。
履歴書に関しては国からフォーマットが指定されています(全国高等学校統一用紙)。
このページでは皆さんが聞きなれない履歴書を一緒に書いていきましょう。
そもそも履歴書って何!?
高校生の皆さんは履歴書を書いたことはありますか?
履歴書という言葉自体を初めて聞いたという学生さんも多いかもしれません。
アルバイトを経験したことがある学生さんならば書いたことがあるはずです。
一言でいえば、自分の魅力を企業に伝えるための書類、それが履歴書と覚えておけばOKです。
・・・とはいえ、アルバイトと企業就職の履歴書とでは書くべき内容・アピールポイントも全く異なってきます。
企業の方々から好感を持ってもらうための履歴書の書き方をこのページでは皆さんに伝授します!
履歴書を実際に書いてみよう!
こちらにあるのが履歴書の実物の写真です。
高校生向けの履歴書は大きく6つの項目から構成されています。
それぞれの項目で注意しなければならない点を一緒に確認していきましょう。
履歴書は必ずボールペン、もしくは万年筆を使って記入しましょう。
間違えた場合には新しく書き直すか、訂正印を使うのが基本ルールです。
・・・なので、いきなり書き始めずにまずは鉛筆などで下書きをしてみることをお勧めします。
字の綺麗・汚いはさほど重要ではありません。
大切なことは丁寧に書こうとする姿勢です。
個人の基礎情報(氏名・住所・連絡先・顔写真・・・)
正式な書体で間違いがないように丁寧に記入しましょう。
また、「ふりがな」欄は必ずひらがなを使って記入しましょう。(カタカナはNG!)
学歴・職歴
出身中学・高校名を略称を用いず正式名称で記入します。
また、アルバイトは職歴には当たらないので記入しないようにします。
資格等
高校生活の中で資格を取得している場合は企業へのアピールポイントとして是非記入するようにしましょう。
資格は正式名称で取得年月日順に記入することが決まりです。
取得している資格が無ければ「特になし」と記入しておきます。
趣味・特技、校内外の諸活動
趣味・特技の欄は、自分の個性をアピール出来る唯一の欄なので、スペースをフル活用して記入しましょう。
趣味と特技なので特にこれを書かなければならないといったルールはありませんが、常識の範囲内で相手に好意的に感じてもらえるような内容を書きましょう。
校内外の諸活動の欄には、所属部活動、生徒会などの役職経験、ボランティア活動、インターンシップ経験などを記入します。
1年生、2年生、3年生で分けて書くと分かりやすくてGOODです!
志望の動機
履歴書の中で最重要項目に当たる欄なので、気を引き締めて記入しましょう。
「なぜその企業で働きたいのか?」、志望理由を記入する欄にあたります。
基本的にはどんな理由でも構いませんが、志望理由と自分の学生時代の体験を結びつけて記入することで、相手から好意的に受け止めてもらいやすくなります。
備考
企業の方にどうしても、伝えておかなければならないことがある場合に記入します。
まとめ
いかがだったでしょうか?
このページを読んだ皆さんならば履歴書作成はもう完璧なはずです。
履歴書は企業に提出する数少ない書類の一つなので、時間をかけてじっくりと作成しましょう。