名古屋市消防局

高島 名津美さん

 

入庁のきっかけ

今から13年前、画面越しに見た東日本大震災の衝撃的な光景。迫りくる津波や大規模な火災、助けを求める人々の声。「この人たちの助けになりたい」。その光景を目の当たりにした瞬間、地元「名古屋」で、どの職業よりも市民に寄り添うことができる「消防士になりたい」という想いが強くなりました。

現在は「本部即応支援隊」として、名古屋市内すべての火災、高度な救助事案に出動し、災害の実態や小隊の活動状況などを把握したり、情報収集を行う上で足りていない部分を補ったりしています。私たちは、消防局の本部となる名古屋市役所で24時間待機しています。

 

高校生へのメッセージ

今はまだ将来何をやりたいかわからない人も、焦らずに「自分のやりたいこと」を見つけてほしいです。消防も現場だけではありません。女性も働きやすい環境が整えられています。少しでも興味があれば、気軽に消防署に足を運んでみてください。みんな優しく教えてくれますよ！

 

篠塚 泰平さん

 

入庁のきっかけ

人のためになる仕事をしたい！」高校生の頃からそう思っていました。火災や地震等の災害から市民を守る消防官が気になり、消防官の仕事について調べていると、予防の仕事について知りました。予防の仕事は未来の災害を事前に防いだり、被害を軽減する大きな可能性を秘めた業務です。
多くの命を救うため、市民の皆さんの仕事場や作業場に直接足を運び、防火･防災のために様々な啓発を行うことで火災を「消すのではなく、起こさない」を目指します。そんな予防の仕事に就き、生まれ育った「名古屋市」を災害から未然に守りたいと思い、消防官を志しました！

 

高校生へのメッセージ

このメッセージを読んでくれている方の中にも将来の火災予防を担う人材がいると信じています！一緒に「スーパー予防課員」を目指して、名古屋市を火災等の災害から未然に守りましょう！

 

上村 羽奏さん

 

入庁のきっかけ

東日本大震災の際にオレンジ色の服を着て懸命に活動していた救助隊の姿が六歳の自分の記憶に強く残りました。そこから消防官に憧れて「人のためになりたい」「最前線の現場で多くの人を助けたい」と思うようになり、消防官を志しました。

 

高校生へのメッセージ

社会人になり、時間は有限であると感じることが多くあります。高校生の皆さんも今という時間を大切に、たくさん悩んだり考えたり楽しんだりしてください！